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Category連載小説・いつかどこかで 1/2

いつかどこかで・但し書き

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【但し書き】・こちらは13周年企画「いつどこゲームde短編小説」の投票結果をもとに書いたオリジナル小説です。・全6話構成の不定期連載となります。(最終的に全7話になりました)・「星明かり亭」内の各作品からキャラクターが一堂に会しております関係上、オリジナル作品とは様々な設定が異なりますので、あくまで「企画もの」としてお楽しみください。(各作品本編とはリンクしておりません)・上記理由により、物語の舞台...

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いつかどこかで・エピローグ

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「それで、どうなったの?」「どっちが勝ったの?」 長い話を聞き終えて、鏡合わせに首を傾げる双子の姉弟に、駄菓子屋の現役看板娘は楽しげに笑う。「そうさね……。強いて言うなら――」 思わせぶりな口調に、思わず身を乗り出した双子達は、背後から立ち上る憤怒のオーラに気づかない。「あんた達!! また往来で喧嘩して!!」「ぎゃっ!!」 手に手を取り合って飛び上がる双子の頭をそれぞれ鷲掴みにし、怒髪天を突くのは誰で...

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いつかどこかで・第6話「どうなった」

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 劫火が舞い、竜巻が踊る。激しい雷光が駆け抜けたかと思えば、荒れ狂う水流がそれを追いかける。 次から次へと繰り出される技の数々は、まるで魔法の見本市だ。しかも普段は滅多にお目にかからない大技ばかりが放たれては打ち消され、そこからまた次の魔法へと繋がっていく。「凄い……!!」 結界で守られている安心感もあって、サラは食い入るように目の前で繰り広げられる魔法合戦を見つめていた。 もうすでに一時間以上続け...

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いつかどこかで・第5話「何をして」

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 森の中にひっそりとたたずむ白亜の宮殿。その正面玄関に掲げられた「関係者以外立ち入り禁止」の看板をさらりと無視して、魔術士達は大理石の階段をすたすたと上って行く。「……あの、入っていいんですか?」「大丈夫です。私は立派な関係者ですから」 胸を張るリファを尻目に、リダは周囲を隙なく見回しながら囁く。「よし、誰もいないね。ばれないうちにさっさと行くよ」「やっぱりまずいんじゃないんですか!」「なに、町中で...

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いつかどこかで・第4話「誰と」

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「今日こそは私が学園一だってことを証明してやるんだから―!!」 高らかな足音と共に響いてくる物騒な叫び声。声の方をそっと窺えば、金の髪を揺らしてやってくる長身の魔法使いの姿が目に入る。「のらりくらりとはぐらかされたけど、今日こそは逃がさないんだからね!」 青空に向かって吠えているのは、巷で評判の『爆裂おねえちゃん』こと《鍍金の魔術士》リダ。その明るい空のような瞳は、まるで太陽の如くぎらぎらと輝いて...

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