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Category連載小説・いつかどこかで2 1/2

いつかどこかで2・但し書き

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【但し書き】・こちらは15周年企画「いつどこゲームde短編小説Part2」の投票結果をもとに書いたオリジナル小説です。・全6話構成の不定期連載となります。・勢いで書き上げて勢いでアップします。誤字脱字、また色々気になる点がございましたら各話のコメント欄よりご意見等をお寄せください。・全話連載終了後、あれこれ修正して完成版にしたものをサイトにアップします。・第1話「いつ」 2014/07/16・第2話「どこで」 201...

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いつかどこかで2・エピローグ

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「二人とも、何てところから入ってくるんですか!!」 開け放たれた窓から飛び込んできた仲間達の姿に、思わず寝台の上で後ずさったカイトは、ずり落ちた眼鏡をぐいと持ち上げながら、そんな抗議の声を上げた。「お前、ツッコみどころはそこかよ」 苦笑するエスタスの横で、アイシャがホッとしたような表情で呟く。「起きてた。よかった」「ええ、随分楽になりました。ご心配を――」 そこでようやく、目の前の二人がふよふよと宙...

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いつかどこかで2・第5話「どうなった」

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 カラーン、カラーンと澄んだ鐘の音が鳴り響く。『しゅうりょーう!! 皆さん、手を止めてくださーい! お疲れ様でしたー!!』 間髪入れずに響き渡った村長の声に、仕上げを終えたエスタスはお玉から手を離した。「ふう、終わったか」 肉と野菜の煮込み料理が一品、付け合せが二品。一刻の間に作ったにしては上出来だろう。 さてアイシャの方は、と向かいの天幕を窺えば、ぐつぐつ煮えたぎる鍋の前で満足げに腕組みをしてい...

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いつかどこかで2・第4話「何をして」

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 明けて翌日――。 噴水広場は朝から異様な熱気に包まれていた。『えー、えー。ただいまより、噴水祭特別企画『五大陸対抗料理対決』を行いまーす!』 どこから借りてきたのやら、拡声の魔具を使い広場中に響き渡る声でそう宣言したのは、誰であろうエスト村長ヒュー=エバンスだ。「五大陸って……なんで増えてるんだ」 天幕の下、呆れ顔で頭を掻くのは青い前掛けをつけたエスタス。一方、隣の天幕では赤い前掛けをつけたアイシャ...

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いつかどこかで2・第3話「誰が」「誰と」

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「すごい」 珍しくもアイシャがそんな感想を呟くほどに、エルドナの街は人で溢れ返っていた。 三年に一度の祭りとあって、街の住人のみならず、大勢の観光客が押し寄せているようだった。街の中央にある噴水広場には出店が立ち並び、あちこちから色々な匂いが漂ってくる。「アイシャ、離れるなよ。迷子になるぞ!」 エスタスが注意したのも束の間、アイシャはふらふらと出店の一つに引き寄せられ、売り子の熱心な言葉に耳を傾け...

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