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Archive2014年07月 1/1

いつかどこかで2・第3話「誰が」「誰と」

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「すごい」 珍しくもアイシャがそんな感想を呟くほどに、エルドナの街は人で溢れ返っていた。 三年に一度の祭りとあって、街の住人のみならず、大勢の観光客が押し寄せているようだった。街の中央にある噴水広場には出店が立ち並び、あちこちから色々な匂いが漂ってくる。「アイシャ、離れるなよ。迷子になるぞ!」 エスタスが注意したのも束の間、アイシャはふらふらと出店の一つに引き寄せられ、売り子の熱心な言葉に耳を傾け...

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いつかどこかで2・第2話「どこで」

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 事の発端はといえば、遡ること七日前――。 のどかな昼下がりのエスト村にて、村長ヒュー=エバンスがふと漏らした一言だった。「そう言えば、今度エルドナでお祭りがあるんですよ」 エルドナはローラ国西部では一番の賑わいを見せる街だ。街道が交差し、様々な人や物が行き交う交わりの街。辺境の村エストからは馬車で三日ほどのところにあり、エストを定宿にしている遺跡探索の冒険者三人組――エスタス・カイト・アイシャ――も、...

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いつかどこかで2・第1話「いつ」

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 久しぶりに、すっきりとした目覚めだった。 昨日まで高かった熱もようやく下がって、体もすっかり軽くなった気がする。 さて、今は何時だろうか? 通りに面した窓は風を通すためか僅かに開けられていて、陽光が部屋を照らしているが、ぼやけた視界ではそれ以上の推察は困難だ。「眼鏡、めがね……」 いつもの部屋であれば、例え目を瞑っていても定位置にある眼鏡を掴み取ることが出来るのだが、生憎とここはエスト村ではない。...

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遅れております……m(__)m

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 15周年記念企画の一つ「いつどこゲームde短編小説Part2」の執筆が予想以上に遅れております。 当初は7月から当ブログにて連載開始の予定でしたが、中旬までオフが立て込んでおりまして、それ以降になりそうです。 楽しみにしてくださっている方には大変申し訳ございませんが、何卒ご了承ください。...

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